NMRパイプテクターのしくみ

配管内で起こる化学変化

配管内で起こる化学変化

通常、水配管内では鉄(Fe)と酸素(O2)と水分子(H20)が結合し、赤錆(Feo(OH))ができてしまいます。これを防ぐために、NMRパイプテクターの働きにより、水の自由電子(e)を供給し、赤錆の発生を防止し、さらに赤錆を黒錆へと変化させることで配管内を長期的に赤錆劣化から守ります。

配管洗浄とNMRパイプテクターの違い

配管洗浄とNMRパイプテクターの違い

配管洗浄では配管内の赤錆を洗浄除去するので配管肉厚を薄くします。 NMRパイプテクターなら、赤錆をより体積が小さく強固で水にとけない物質の「黒錆」に変化させることで配管内部を強化することができます。

水和電子を取り出す方法

水和電子を取り出す方法

NMRパイプテクターが赤錆を黒錆へ還元する際に利用する水和電子は、一般的な水道水の水の分子内に含まれています。 水は複数の水分子(H2O)の集合体です。 この集合体のことを水の凝集(ぎょうしゅう)といい、水の凝集の内側に複数の水和電子(e)が隠れています。

水和電子で酸化を防止

水和電子で酸化を防止

水の凝集の内側にある水和電子を利用するため、NMRパイプテクターはある特定の電磁波を発生します。 この特定の電磁波を水分子に与えると、磁石のようにN極とS極に分極している水分子の電子核が共鳴振動を起こして回転運動をします。 この現象を核磁気共鳴(NMR)といいます。 この核磁気共鳴と配管内の水の流れにより、水の凝集の内側の水和電子を剥離放電させることができます。

NMRパイプテクターの配管内での作用

NMRパイプテクターの配管内での作用

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